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【山口天気 夕刊12/4】あす5日(火)は雲は目立つが気温は高め その後も高温傾向が続き、今週末は気温20度超も!

2023年12月4日 18:37
【山口天気 夕刊12/4】あす5日(火)は雲は目立つが気温は高め その後も高温傾向が続き、今週末は気温20度超も!

週明けのきょう4日(月)の山口県は、高気圧に覆われて穏やかな晴天が続きました。
朝は放射冷却の影響により、山口市中心部でも気温が氷点下の「冬日」となるなど、グッと底冷えが強まりましたが、昼間は日ざしタップリで、まずまずの過ごしやすさとなりました。

山口県付近は、高気圧に覆われている状況ですが、南西諸島付近では低気圧や前線の雲が大きくまとまってきています。低気圧や前線が、あす5日(火)にかけて九州の南の海上を通過していく見込みで、低気圧が近い九州や四国には雨雲がシッカリ流れ込む予想です。
ただ、県内は雲は増えますが、雨雲まで届くかどうかは微妙で、県東部で少しにわか雨はあるかもしれませんが、全般には、それほど大きな崩れはない、とみられます。

南からの空気が流れ込むことで、日ざし控えめでも気温は上がり、多くの所で最高気温は15度超となる見込みです。

6日(水)は、今度は北を通過する低気圧から伸びる寒冷前線が県内に迫ってくる見込みで、日中は次第に雲が増え、夜は前線通過に伴い、一時雨の所が多くなりそうです。
ここ数日は、やや小刻みな天気変化となりますので、外出の予定や洗濯物の外干しなど、細やかな天気の変化にお気を付けください。

一方で、しばらく北からの冷たい空気、寒気が降りてくる気配はありません。山口市内では今週は連日、最高気温が15度以上で、今週末には20度に届く日もあるなど、11月上旬並み…おおむね1か月ほども季節後戻りになる見通しです。
今年の冬は、暖冬傾向が予想されていますが、早くも、その傾向を実感する、そんな一週間となります。

忙しい師走、いろいろやることが多い時期ではありますが、この暖かさが続く時期は、早めの大掃除などに利用していくのも良いのでは、と思います。
一方で、暖かい日が続くと、いずれ反動もやってくるものです。暖冬傾向とはいえ、季節は冬であることは忘れずに、日々の気温変化の見通しには引き続き、シッカリ注目をお願いします。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)