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JR岩徳線 利用者増加対策へ沿線住民アンケートを実施へ 対象は4000人から5000人

2023年10月5日 12:00
JR岩徳線 利用者増加対策へ沿線住民アンケートを実施へ 対象は4000人から5000人

 JR岩徳線沿線の自治体などでつくる利用促進委員会は、利用者増加対策に向け、沿線住民を対象としたアンケート調査を初めて行う方針を決めました。

 JR岩徳線の利用促進委員会は、岩国・下松・周南の沿線3市と県、JR西日本で構成されています。

 委員会では利用者増加に向けた対策を探ろうと、11月にも、岩徳線の沿線住民を対象に初めてアンケート調査を行う方針を決めました。

 詳細はまだ検討中ですが、岩徳線各駅の近くに住む人のうち4000~5000人を無作為に選び、利用目的や頻度、利用に向けたニーズなどを聞く予定です。

 また委員会では来年度、10人程度以上の団体利用に対し運賃の助成を始めることも検討しています。

 岩徳線の2021年度の輸送密度は1064人で、国が自治体などに存廃検討の協議を促す目安=「1000人未満」に迫っています。