上関町議会】西哲夫町長 中間貯蔵施設について「住民にはしかるべき時に判断するため知見を高めておいてほしい」
使用済み核燃料の中間貯蔵施設の立地可能性調査が行われている上関町で、町議会12月定例会が開会しました。
西哲夫町長は中間貯蔵施設について「住民にはしかるべき時に判断するため知見を高めておいてほしい」と述べました。
3日に開会した上関町議会12月定例会の冒頭、西町長は中間貯蔵施設の立地可能性調査の一つ、ボーリング調査の現地での掘削が11月に終了したことについて次のように述べました。
(上関町 西哲夫町長)「今後、各種分析結果をまとめて町に報告があると思いますが、見通しでは半年程度かかるといわれております。議員をはじめ、住民の皆さんには上関町の将来を鑑みたときに必要とするものなのかどうかをしっかり議論し、しかるべき時に判断するための知見を高めておいてもらいたい。」
今後、採取したコアは分析され建設可能かどうか結果が町に示される予定です。
西町長は結果が示された場合、1年以上の時間をかけて議論したいとしていて、住民に知見を高めるよう呼びかけました。
上関町議会12月定例会は12月11日まで開かれます。