銀行協会職員装いキャッシュカード2枚を窃取…43歳の男と中国国籍の29歳の男を逮捕・下松
銀行協会職員になりすまして、下松市の高齢の女性からキャッシュカード2枚をだまし取ったとして、43歳の無職の男と29歳の中国国籍の男が、窃盗の疑いで3日、逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、自称・東京都渋谷区の43歳の無職の男と、中国国籍の29歳の無職の男の2人です。
下松警察署によりますと、下松市の80代の女性に「あなたのクレジットカードで医療費の支払いをしている者がいる」、「あなたのカードが詐欺にあったらいけないので、あなたが持っている銀行口座を教えてください」、「キャッシュカードを保管する必要があるので、担当者を行かせる」などと電話がありました。
2人は2日、80代の女性の家に銀行協会職員を装って訪問し、80代女性のキャッシュカード2枚をだまし取った疑いが持たれています。
警察は、2日、下松市内で同様の不審電話を認知していて、警戒をしていたところ、2人を発見し逮捕しました。
現金が引き出されていたかどうかは捜査中だとしています。
警察の調べに対し、2人は「間違いありません」と容疑を認めているということです。