周南市の交通死亡事故現場で交通安全講習会 「早朝や夜間に外出するときは反射材を」
歩行者が軽乗用車にはねられ死亡する事故があった周南市の交差点で警察が地域の人を対象に講習会を開きました。
周南市富田の国道2号大神交差点で開かれた講習会には、地域の高齢者や周南交通安全協会の会員らおよそ20人が参加しました。
この場所では12月16日夕方、道路を横断していた高齢女性が国道を走っていた軽乗用車にはねられ死亡しました。
講習会では、特に早朝や夜間に外出するときは反射材を身に着けることや、青信号であっても必ず左右の安全確認をすることなど、事故を未然に防ぐための注意を呼びかけていました。
(周南交通安全協会 石田公希会長)「ここは朝晩の見送り(登下校の見守り活動)をやっている人がいる場所なので衝撃は大きいです。ドライバーに存在を知らせる、見落とされない行動をしたい。」
警察によりますと山口県内ではことし、12月25日までに交通事故で51人が亡くなっていて既に去年の人数を上回っています。