山口県教育委員会は2日、柳井高校や熊毛北高校など柳井・周南地域の県立高校を5校から2校に統合する再編整備計画の素案を正式に示しました。

素案は、２日の県議会の文教警察委員会で示されました。

素案によると2つの県立高校に統合されるのは柳井・周南地域にある柳井、柳井商工、熊毛南、熊毛北、田布施農工の5校です。

普通科と商業分野の高校と工業、農業、家庭科分野の高校を2026年度に設置する計画です。

地域のバランスや生徒の通学などに考慮し、現在の柳井高校と田布施農工高校を活用する予定です。

■再編整備計画とは

再編整備計画は去年12月に策定されました。

当時の計画では2024年度に宇部西高校の生徒募集の停止。

下関西高校と岩国高校は進学指導に重点を置いた中高一貫教育を行うため、2026年度に中学校を併設。

岩国高校への中学校併設に伴い、2026年度、高森みどり中学校の生徒募集停止などが盛り込まれています。

柳井・周南地域の県立高校5校を2校に統合する計画はその再編整備計画を一部改定した素案として新たに示された形です。