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下松警察署の「ムラキ」を名乗り…うそ電話詐欺で現金50万円被害 警察が注意を呼びかけ

2023年10月4日 15:33
下松警察署の「ムラキ」を名乗り…うそ電話詐欺で現金50万円被害 警察が注意を呼びかけ

 警察官を名乗るうその電話にだまされ、下松市の90代の女性が通帳2通とキャッシュカード1枚をだましとられる詐欺事件が発生しました。

 だましとられたキャッシュカードを使い、現金50万円が引き出されています。

 下松署の発表によりますと3日午後2時ごろ、下松市の90代無職の女性の家に、下松警察署の「ムラキ」を名乗る男から電話があり、「銀行の行員が不正をして大変なことになっている」、「自分の通帳が家にあるか確認してもらえますか」などと電話があったということです。

 女性が通帳が家にあることや残高を伝えたところ、ムラキから「家の外に女の警察官がいるので通帳とキャッシュカードを手渡して下さい」いわれ、話しを信じた女性は、訪れた女にキャッシュカード1枚と通帳2通を渡し、だましとられました。

 だましとられたキャッシュカードを使って市内のATMから現金50万円が引き出されていたということです。

 女は年齢が30歳代で身長が160センチほど、細身で白色の帽子、上下黒っぽい服装だったということです。

 警察では「通帳やキャッシュカードを預かる」といった電話は詐欺を疑うよう注意を呼びかけています。