大雨被害から3ヶ月…JRローカル線の復旧を 山口県市長会が村岡知事に支援を要望
大雨被害から3ヶ月、JRローカル線の復旧のめどがいまだに立っていないとして県市長会が村岡知事に支援を要望しました。
要望したのは県市長会の会長=国井下松市長と下関市の前田市長、それに美祢市の篠田市長です。
村岡知事に対し、被災をきっかけに路線の存廃議論に結びつけないよう国とJRへの働きかけを強化することなどを求めました。
6月から7月にかけての大雨で被災した美祢線は全線で、山陰線は長門市・小串間で不通となっていてJR西日本はいまも復旧すると明言していません。
一方で、今月からはJRなどから要請を受けた国が、赤字ローカル線の在り方を検討する「再構築協議会」を設置できるようになり、実際、中国地方の路線で協議が始まっています。
(美祢市 篠田市長)
「橋梁が倒れたまま。被災の状況がそのままで住民の不安感、あきらめ感.日増しに強くなっている」
市長らは現在運行中の代替バスの利便性はいくぶん改善したものの抜本的には至っていないとしています。
村岡知事は河川改修の必要もあり、ちかく、計画をJRに示し、早期復旧を求めたいとしました。