【山口天気 夕刊2/17】強烈寒波再来…山口県は大雪の心配はないが 真冬の寒さは「長期戦」に
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●冬型気圧配置が強まり 強烈寒波再来
●北日本や北陸方面を中心に大雪に警戒
●山口県は大雪の可能性は低めも 厳しい寒さは1週間ほども続く長期戦に
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週明けのきょう17日(月)の県内は、冬型気圧配置となり、冷たい北風が強まるとともに寒さが増してきています。
この冬型気圧配置が、今週はしばらく続き、大陸方面からの冷たい空気、寒気の流れ込みも一段と強まる見通しです。ただ、先々週の強烈寒波の時は、県内を含む西日本方面を中心に強い寒気が流れ込んできましたが、今回の寒波は、強い寒気は北陸から北日本方面が中心です。
このため、北日本や北陸、そして中国地方でも鳥取・島根方面では雪雲が次々に流れ込んで、大雪への警戒も必要となりますが、県内では先々週のようなまとまった雪になる可能性は低い、とみられます。
山口県は、山間部など一部で雪が時々舞うことはありそうですが、全般には、しばらく曇ったり晴れたりの空模様…ただし寒さは一級品で、最高気温でも6度前後に止まり、朝晩は氷点下の日も多くなる「真冬の寒さ」は、今週、そして週末からの3連休にかけて、と長期戦になってきそうです。車の運転は路面凍結に、山間部ほど水道管凍結などにも十分気を付けながら、お過ごしください。
あす18日(火)は二十四節気の「雨水」…暦の上では「雪が雨に変わる頃」ではありますが、降るなら雪となる厳しい寒さが各地で続きます。ただし雪は降っても、北部や山間部中心に多少ちらつく程度で、瀬戸内側沿岸部ほど晴れ間が出る時間も多く、空気の乾燥した状態も続きそうです。
週末の間で、徐々にスギ花粉の飛散が増えてきた所があります。あす18日(火)は寒さが厳しいので、急にたくさん飛ぶ心配まではないものの、やや多く飛ぶ所もありそうですので、症状が出る方はしっかり対策を心がけましょう。
しばらくは曇ったり晴れたりで、雪は降っても山間部中心に舞う程度。県内では大雪となる心配はありませんが、寒さは厳しい日々で、日中でも6度前後、朝晩は氷点下の厳しい寒さが、今週末からの3連休のあたりまでは続きそうです。路面凍結、水道管凍結や健康管理など十分気を付けて、お過ごしください。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)