台湾有事など非常事態で沖縄・先島諸島から1万2000人あまりを受け入れ 県が計画公表
台湾有事など非常事態での沖縄・先島諸島の住民の避難受け入れについて県は石垣市の住民、1万2000人あまりを受け入れる計画を公表しました。
去年6月、山口県は沖縄県石垣市の住民を受け入れる計画を作成するよう国から要請されていました。
これまで、具体的な人数については示されていませんでしたがきょう公表された計画では石垣市の住民1万2611人を受け入れると想定されています。
避難民を受けいれるのは県内5つの市で、内訳は、下関市が6006人、宇部市が2129人、山口市が2343人、防府市が1193人、山陽小野田市が940人となっています。
また、このうち1500人程度を山口市で受け入れた場合についておよそ1か月間の初期的な救援計画も作成しました。
新山口地区や湯田地区でホテルを借り上げて避難住民を割り振り、貸し切りバスで移送するとしたほか、食料や生活必需品の提供、健康管理の方法などについても計画をまとめています。
県では今後、避難受け入れ後1か月以降の支援計画についても検討していく予定です。