今年度末で77年の歴史に幕…山口高校徳佐分校でお別れ見学会
山口市阿東の山口高校徳佐分校が今年度末に閉校するのを前にいま、お別れ見学会が開かれています。
山口高校徳佐分校は1948年(昭和23年)開校の「生雲高校徳佐分校」を前身とし翌年、「徳佐高校」に改称、2008年に現在の山口高校徳佐分校となりました。
卒業生は延べおよそ6200人になります。22来年3月で閉校となるのを前にいま、教室を部分的に開放する「お別れ見学会」が開かれています。教諭のひとり、金子寿徳さんは旧・徳佐高校の出身です。
(金子教諭)
「77年という歴史の中でその一部分でも担えたことを大変誇りに思う」
教室では、卒業生が制作した思い出の映像が上映されているほか徳佐高校時代の制服のボタンなどを受け取ることもできます。
また、来月7日までは生徒がアイデアを出したSLやハートをモチーフにしたイルミネーションが点灯されています。
(金子教諭)
「青春を過ごしたこの教室にいま一度戻ってきてこれからの生活の糧にしていただければ」
お別れ見学会は年内はきょう(27日)で終了し、来月6日と7日にも開かれることになっています。