ボタンひとつで北陸の駅弁 金沢駅に自動販売機 新幹線改札内に設置の理由とは…
金沢駅の改札内に駅弁の自動販売機が設置されました。駅の売店でも買える駅弁を自動販売機で買えるようにしたその理由とは…
金沢駅の北陸新幹線の改札を通り、2階に上がると一際目立つ黒い自動販売機。
大野 裕輝 記者:
「今回、金沢駅の改札内に設置されたのがこちら、駅弁の自動販売機です。ラインナップはどのようになっているのでしょうか」
能登牛を使ったお弁当や、ます寿司に、カニをふんだんに使ったお弁当まで。
北陸3県それぞれの自慢の駅弁がずらり。朝7時半から夜9時まで、いつでも買うことができます。
しかし、なぜ改札内に駅弁の自動販売機を設置したのでしょうか?
ジェイアールサービスネット金沢事業開発課・加藤 順 さん:
「改札内で北陸各地の駅弁を購入したいという声が金沢駅の方に多く寄せられていました。列車の発車前、直前に自販機で駅弁を購入できるというのが大きなメリットと思います」
金沢駅の場合、改札に入ってしまうと駅弁を買えるのは1か所のみとあって、混雑を避けて手軽に買えるのが特徴です。
茨城からの旅行者:
「なんの自販機かなと思って。お弁当だったので買ってみました」
東京からの旅行者:
「駅弁って東京駅でもすごい混むので、ああいう自販機で手軽に買えたらすごく便利かなと思いました」
混雑緩和にもつながる駅弁の新しい購入スタイル。こちらの自動販売機は今後、取り扱う駅弁を入れ替えながら様々な味を提供していくということです。