「食べる場所が少ない」との声を聞き 石川・能登空港唯一のレストランが営業再開
能登半島地震の影響で休業していた輪島市の能登空港にあるレストランが2日、メニューや時間を限定して営業を再開しました。
ほっかほかの湯気が立ち上る、牛丼。
能登牛をふんだんに使ったプレミアムなどんぶりです。
このメニューを提供しているのは、2日から営業を再開した能登空港唯一のレストラン「あんのん」。
元日の能登半島地震で、券売機や食器が壊れるなど被害が激しく休業していましたが、メニューの数を3分の1、席数を半分に減らして2ヶ月ぶりに営業を再開しました。
■能登空港ターミナルビル若山雅彦さん「地震発生とともに、従業員と一緒にすぐに外の駐車場に避難したんですけどずっとそのまま、地震発生から壊れたまま、手つかずのままになっていたんですけどやっと従業員のめどもたって、営業できるということで本当に嬉しく思っています」
店内には、早速、お客さんの姿が。
Qレストラン営業していると気持ち的に違う?
■東京から来た人「全然違いますよ、リラックスできますし人間食べることが1番じゃないですか」
店の人によると被災地の支援に訪れる人が食事できる場所が少ないといった声もあったことから営業再開にこぎつけたということです。
当面は時間やメニューを限定して営業する予定で、今後通常営業に向けて準備していきたいとしています。