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藤井八冠 金沢で棋王戦第2局開始 石川・珠洲市の被災家屋から見つかった将棋盤と駒で

2024年2月24日 12:10
藤井八冠 金沢で棋王戦第2局開始 石川・珠洲市の被災家屋から見つかった将棋盤と駒で

将棋の藤井聡太八冠に伊藤匠七段が挑む棋王戦の第2局が金沢市で行われています。

24日朝から金沢市で始まった「棋王戦・五番勝負」の第2局は、タイトルを持つ藤井聡太八冠に同い年の伊藤匠七段が挑戦しています。

第1局は、藤井八冠にとって公式戦で初の引き分けとなる「持将棋(じしょうぎ)」となっていて先に3勝すると棋王のタイトルを獲得します。

昼食休憩では藤井八冠、伊藤七段ともに加賀懐石弁当を食べ、午後からの戦いに備えました。

そして、午後から開かれている大盤解説会には多くのファンが集まっていて、今回の対局で使われている将棋盤と駒を提供した珠洲市で被災した男性も熱戦の模様を見守りました。

■塩井さん「提供することができてよかったなと思っています」「大盤解説会場入って、熱気も感じながら一緒に楽しみたい。復興のきっかけ、契機になればいいなと思いますし、そうなるんじゃないかと思います。」

第2局の勝敗は24日夜に決まる見通しです。