“身近な花”を表現 国立工芸館の金沢移転開館5周年記念 14日から「花と暮らす展」
金沢市にある国立工芸館で14日から移転開館5周年を記念した展覧会が始まります。身近な花をモチーフとした作品が館内を彩っています。
14日から国立工芸館で始まる展覧会「花と暮らす展」。身のまわりに咲く花をモチーフに陶磁やガラス、漆工などさまざまな作品95点が並んでいます。
展覧会のメインビジュアルともなっている「色鍋島薄墨石竹文鉢」。
国立工芸館・中川 智絵 さん:
「セキチクをモチーフにした作品です。花の模様がとても鮮やかに浮かび上がるようなデザインになっています」
ろくろの回転と連動するかのような構図で、躍動する植物の生命力が感じられる作品です。
そして…
国立工芸館・中川 智絵 さん:
「北大路魯山人の紅白椿鉢です。一筆で描いたようなツバキの丸いぼってりとしたような勢いのある形ではあるんですけれども、華やかさにつながっているのではないかなと思います」
この展覧会は6月22日まで開かれています。
最終更新日:2025年3月13日 18:34