「マイナ免許証」3月24日から運用開始 “カード一体化”のメリットは?
今月下旬から運転免許証とマイナンバーカードが一体化した「マイナ免許証」の交付が始まります。
大きく変わる運転免許証の運用。一体、どんなメリットがあるのでしょうか。
3月24日から運用が始まる「マイナ免許証」。
13日、金沢市内の運転免許センターを訪れた人に尋ねてみると。
「何かふわっとは聞いたことありますね 。ほとんど理解してないですね」
「まあ2枚が1枚になるんであれば。その部分しか分からないので」
運転免許証とマイナンバーカードが一体化する「マイナ免許証」。そこにはこんなメリットがあるといいます。
石川県警 運転免許課・小縣真二 課長補佐:
「市役所等で住所等変更をされた場合、警察署でわざわざ免許証の住所変更の手続きをする必要性がないというワンストップサービスを受けることができる」
これまでは住所が変わる場合、自治体で住民票を更新したあと免許センターでの書き換えが必要でした。それが「マイナ免許証」になると自治体での更新だけで変更が可能となります。
また、こんな変化も。
石川県警 運転免許課・小縣真二 課長補佐:
「更新の時にいつも受けられる講習に関しまして、オンラインで受ける、事前に受けてくることが出来るので、更新の手続きの時にスムーズに手続きを終わらせることができるというのが1つのメリットになります」
更新時は免許センターなどでの手続きは必要ですが、講習についてはマイナポータルにログイン後、オンラインで受講できるようになります。
また、その保有の仕方については従来の免許証のみ、マイナ免許証のみ、両方を併用する、の3パターンを選べるということです。
申請は3月24日から、運転免許センターと各警察署などで受け付けます。