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災害廃棄物の処理、再来年度末までに 知事「全国からの支援を」 県全体で約244万トン発生見込み

2024年2月6日 16:16
災害廃棄物の処理、再来年度末までに 知事「全国からの支援を」 県全体で約244万トン発生見込み
能登半島地震の被災地で大量に発生している災害廃棄物について、馳知事は6日、再来年度末までに処理を完了させる方針を示しました。

能登半島地震で発生する見込みの災害廃棄物は県全体でおよそ244万トンで、そのうち6割以上にあたる151万トンほどが奥能登2市2町から発生するとの推計を公表しました。

馳浩知事
「正直ゾッとする数字であります。あらゆる復旧・復興の足かせになると想定されます」

処理については、再来年度末までに完了することを目標とし、船を使った海上輸送も行い、県外の処理施設へ持ち運ぶ方針を示しています。

馳浩知事
「県内の廃棄物処理、解体等の業者だけではどう考えても足り ません。全国団体を通じて、全国からの支援をお願いしたい」

また半壊以上の建物については、所有者の申請で「公費による解体を行う」とした上で、申請に必要となる罹災証明書の発行業務の支援体制を整えていきたいとしています。