外国人が災害時の対応学ぶ 能登半島地震受け石川県などが初講座
災害時、言葉や文化の違いからさまざまなリスクに直面する外国人。災害が発生したときの対応を学んでもらおうと石川県内に住む外国人らを対象に防災講座が開かれました。
津幡町で行われた防災講座。参加したのは石川県内の企業に在籍する外国人の技能実習生です。
「言葉が伝えられるように多言語音声翻訳アプリというのがあります」
「避難所に行ったときにすごく助けになると思います」
去年の能登半島地震を受け、県内に住む外国人たちに向けて、今回初めて石川県などが開いた講座です。
災害時にとるべき行動やハザードマップで避難場所などを確認し、非常食の作り方も学びました。
「うまい、うまい」
災害時にとるべき行動やハザードマップで避難場所などを確認し、非常食の作り方も学びました。
「うまい、うまい」
参加者は:
「ベトナムでは地震あまりない。安全な所がわかりました」
石川県文化観光スポーツ部国際交流課・山本 茉緒 主事
「難しい日本語を理解できない方が災害の情報を効率的に入手できない方がいらっしゃるので、多言語での防災情報の発信は今後も引き続きしていくべきと思います」
石川県によりますと、県内に住む在留外国人は、能登半島地震直前の2023年末の時点で過去最多の約19000人となっています。
最終更新日:2025年1月15日 18:53