穴水高校で「のとてまり」の栽培開始 来年2月の出荷目指し第一歩は「植菌」
奥能登産の最高級の原木シイタケ「のとてまり」
穴水高校で今年度も栽培に向けての取り組みが始まりました。
きょう穴水高校で行われたのは、「のとてまり」栽培の第一歩、「植菌」と呼ばれる作業です。
「のとてまり」は奥能登産の原木シイタケ「のと115」の中でも厳しい基準をクリアした最高級品。
穴水高校では毎年学習の一環で栽培していて、ことし2月に行われた競りでは8個入り1箱で11万円の高値がついていました。
ことしは2年生28人が栽培に挑戦。
用意された200本の「ほだ木」にドリルで穴を開け、丁寧にシイタケの菌を埋め込んでいきました。
「去年以上に大きくて、一人一人の気持ちが入ったようなのとてまりに育ってほしいなと思っています」
「穴水高校でできた(のとてまりで)一番の金額になってほしいです」
「ほだ木」は、12月にはハウスに移され、来年2月の出荷を目指します。