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地震後初 集団避難の住民がそろって帰路に 2か月ぶりの里帰り 輪島市鵜入町

2024年3月11日 11:54
地震後初 集団避難の住民がそろって帰路に 2か月ぶりの里帰り 輪島市鵜入町
能登半島地震で被災し、能美市に集団避難していた輪島市鵜入町の住民が、けさから帰路についています。
集団避難した住民が、一斉に地元に戻るのは県内で初めてです。

「体に気を付けて」
けさ、能美市を出発したのは、能登半島地震で一時、孤立状態となった輪島市鵜入町の住民6世帯・10人です。

鵜入町は地震で集落につながる県道が大規模な土砂崩れで寸断し、一時、孤立状態に。
住民は1月から鵜入町を離れ、能美市内で共同生活を送っていましたが、ライフラインが復旧したことからそろって帰郷することを決めました。

区長 濱野 勝己さん:
「帰ってからも不安はあるが頑張ってやりたいということでみんなで帰らせていただきます」

集団避難していた住民が避難先からそろって戻るのは初めてのケースで、およそ2か月ぶりの里帰りです。