赤字続く鉄道線の存続へ 北陸鉄道が石川県に支援を要望
北陸鉄道は27日、赤字が続く鉄道線の存続に向けて馳知事に対し、持続的な運行に向け支援を要望しました。
北陸鉄道の石川、浅野川両線をめぐっては金沢市など沿線の市や町は、去年8月に鉄道を存続させる方針を決定。
設備投資や維持管理費を自治体が負担する「みなし上下分離方式」の採用を検討しています。
北陸鉄道の宮岸武司社長が馳知事を訪れ「みなし上下分離方式」の導入へ支援を要望しました。
これに対し、馳知事は「地域の足を維持するため共に協力していく」と応じる考えを示しました。
北陸鉄道・宮岸 武司 社長:
「石川県からはもちろん、各沿線市町も連携していただきましてそれによって国からの支援をいただけるということですので、それに向けて一歩前に進んできたのかなと感じています」
県や沿線自治体はことしの夏に国からの支援を得るための特定事業計画の策定に着手し来年度の導入を目指すとしています
「石川県からはもちろん、各沿線市町も連携していただきましてそれによって国からの支援をいただけるということですので、それに向けて一歩前に進んできたのかなと感じています」
県や沿線自治体はことしの夏に国からの支援を得るための特定事業計画の策定に着手し来年度の導入を目指すとしています