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能登の復興願う特別スイカに20万円 「金沢すいか」の初競り

2024年6月7日 19:26
能登の復興願う特別スイカに20万円 「金沢すいか」の初競り

金沢市で栽培されている大玉のスイカ「金沢すいか」の初競りが、けさ、行われました。ことしは能登の復興を願う特別なスイカも用意され、競りにかけられました。金沢市の農産物ブランド「金沢そだち」にも認定されている「金沢すいか」金沢市中央卸売市場では、けさ、およそ1000玉が初競りにかけられました。

テレビ金沢 大河内陽太 アナウンサー:
「まもなく金沢すいかの競りが始まります。なんといっても今回の注目は、能登の幸福と復興を願った、こちらの能登福幸金沢すいかです」

きょうの初競りでは「福」と「幸」の文字が入った特別なスイカも用意されました。

「復興スイカ 行きます16番、20万!」

スーパーの「バロー」が2玉入りの1箱を20万円で競り落としました。

バロー 果物チーフバイヤー 柴田一人さん:
「地域の皆様のインフラを守る仕事をしておりますので、今回のおいしい金沢スイカをたくさん販売してですね、少しでも復興に協力したいと思っております」

JA金沢市 西瓜部会部会 清水大志 部会長:
「(20万円は)初値として最高単価ということで能登に対する復興の気持ちを買い手の方がつけてくれた価格なのかなと大変うれしく思っています」

JAでは、このスイカの収益とネット通販での売り上げ1玉につき100円を能登の被災地に寄付するということです。「能登福幸金沢すいか」は金沢市のバロー大桑店であさって9日まで展示され、その後、セットで販売される予定です。