被災した高校で2回目の合格発表 試験会場確保できず2回に分けての一般入試
校舎が被災した影響で一般入試を2回に分けて実施していた、七尾市の鵬学園高校で、合格発表が行われました。
県内の私立高校では、1日に一般入試が行われましたが、七尾市の鵬学園高校は校舎内にひび割れなどがあり試験会場を十分に確保できませんでした。
そのため、1日と10日、受験生をおよそ半数に分けて試験を実施し、きょう午後4時、2回目の合格発表の瞬間を迎えました。
「嬉しかったです。安心した気持ちしかない。」
「もう一回地震来るんじゃないかっていう不安もあったし」
「その恐怖と戦いながらもう少し と思って勉強していた」
(Q避難中の勉強どんなところが大変だった?)
「家から勉強道具持ってくるところ」
上坂校長は、「入学した生徒みんなでこの状況を乗り越えていきたい」と話しました。