のと鉄道で”ふるさと納税” 現地来訪で穴水町支援 その場で返礼品受け取り
新しいかたちの”ふるさと納税”がスタートです。のと鉄道では、現地に足を運んでもらうことでまちの支援につなげる取り組みを4日から始めました。
4日からのと鉄道で始まったのは…
山下 実々 記者:
「専用のQRコードを読み取ると、現地で簡単にふるさと納税の寄付が行えます」
東京の出版社が企画したこの取り組み。専用サイトから穴水町に寄付を行うと、その場で返礼品を受け取れる現地消費型のふるさと納税です。
寄付できる金額は1000円から10万円までで、返礼品は寄付額の30パーセント分のデジタル商品券です。この商品券を使うと…
山下 実々 記者:
「のと鉄道の人気車両、ポケモン列車の運転士を体験できるということです」
現地に足を運ぶきっかけとして、鉄道の利用客の増加や地震からの復興につなげることが狙いです。
利用できるのは、現在は穴水駅に隣接する物産品店だけですが、寄付金は鉄道の維持や災害支援などに使われるということです。
穴水町・吉村 光輝 町長:
「今まで震災で来るきかっけがなかったと思います。実際に来て、足を運んでいただいてのと鉄道の現状を見ていただく。いろんな形で全国の皆さんに発信できれば被災地に関心を持っていただくことにつながるかと」
ふるさと納税を活用した新しい支援のかたち。今後順次、商品券を利用できる加盟店を増やしていくということです。