地震の被害受けた石川・輪島港 物揚げ場の仮復旧工事が完了 カニ漁に出漁できる目処がつく
能登半島地震で被害を受けた輪島港について、物揚げ場の仮復旧工事が完了しました。
輪島港では地震で海底の隆起や護岸が損傷するなどし、国が海底の土砂を取り除く浚渫作業や、漁船の係留場所となる物揚げ場の仮復旧などを進めてきました。
きのう、輪島市で開かれた輪島港の「復旧・復興プラン検討会」で中長期的な方針について議論が交わされたほか、県からは物揚げ場の仮復旧工事が完了したことなどが報告されました。
県漁協輪島支所によりますと、物揚げ場が仮復旧したことで来月6日に解禁となるカニ漁に出漁できる目処がつき、準備を進めているということです。
ただ、地震で船が損傷した影響で6隻が出漁の見送りを決めています。
最終更新日:2024年10月26日 12:05