石川県「第2の開業」 北陸新幹線金沢・敦賀間が延伸開業 各駅でセレモニーやイベント開催
北陸新幹線の金沢・敦賀間が16日、延伸開業しました。
石川県内の区間はこれで「全線開業」となり、各駅で記念のセレモニーやイベントが開かれました。
延伸開業したのは金沢駅から福井県の敦賀駅までの区間です。
金沢駅のホームでは、福井方面への1番列車となる各駅停車タイプ「つるぎ1号」の出発に合わせてセレモニーが行われました。
■出発進行!
北陸新幹線が、金沢から新たな西の区間へと動き出しました。
■「1番列車が見えてきました。北陸新幹線がいま福井方面に向けて金沢駅を出発しました」
県内では全区間での開通となり、9年前の金沢開業に次ぐ「第2の開業」
金沢駅に加え、小松駅と加賀温泉駅が新幹線の新たな停車駅となりました。
このうち、加賀温泉では。
■東京に向かう家族「便利になりましたね。時間も短くなったので大分楽になりました。」
■加賀市の夫婦「家が(加賀温泉駅の)後ろなんで歩いて乗れる。歩いて東京まで行けるって感じ妻:それがうれしい」
この延伸開業で北陸3県が新幹線で結ばれ、移動が1時間圏内となったほか、北陸と首都圏などとのアクセスがより便利になりました。
■馳知事「“ふるさとの春新幹線 能登半島”」
「この春は何としても私たちは能登半島に届けていかなければなりません」
北陸新幹線の県内全線開業の効果を今後、いかに能登復興の後押しにつなげていくかが課題となっています。