志賀町贈収賄事件の贈賄側土木会社が自己破産へ 負債総額9000万円
志賀町発注の工事を巡る贈収賄事件で代表が逮捕・起訴された土木工事業者が自己破産の手続きを始めたことがわかりました。
民間の信用調査会社によりますと、自己破産の手続きを開始したのは志賀町の土木工事業者「青谷工業」です。
青谷工業は1973年創業で町が発注する公共工事を中心に受注基盤を形成しピークとなる1998年には年間およそ2億2千万の売上を計上していました。
しかし近年は公共工事の減少や同業他社との競合が激化し債務超過に陥っていたことに加え、去年、町発注の工事を巡る贈収賄事件で代表が逮捕・起訴され11月に事業を停止していました。
負債総額はおよそ9000万円が見込まれるということです。