「めっちゃ危険 要注意!」 被災した石川・珠洲市の通学路 児童自ら危険箇所をチェック
児童:
「めっちゃ上にあがって、こけてしまう感じがする」
「要注意」
警察官:
「そういうところは歩かないほうがいいね」
警察官と一緒に道路を歩く児童たち。確認しているのは、普段使っている通学路です。
能登半島地震で多くの道路や建物が被災し、児童たちが普段、学校へと通っている道にも影響がでています。
こうした中、珠洲市立飯田小学校の2年生が、安全に登下校するためのマップを作ることになりました。
警察官:
「危ないところ写真撮ってください」
5日は、2年生14人が2グループに分かれて、4キロほどの通学路を歩きながら道路が陥没した箇所や倒壊した建物がある場所などを確認。
児童:
「めっちゃこわれていて、気を付けないとなって思いました」
警察官:
「解体前の家とかもあるので、こういった家には近づかないように。反対側歩くとか安全に歩いてください」
また、安全な場所や、見通しの悪い場所などもチェックしていきました。
参加した児童は:
「危ないところとか安全な場所、たくさん知れてよかった」
「いろんな障害物とかがあって、登校の時は気を付けないとなと思った」
この点検を踏まえて通学路の安全マップを作り、全校児童で共有するということです。