金沢駅周辺の“治安”が課題 観光客増加で安全対策連絡会議 官民一体で連携強化へ
警察やJRなどが連携して金沢駅周辺の治安を維持していこうと安全対策のための会議が開かれ、官民一体で連携を強化していくことを確認しました。
金沢市やJR西日本など、関係者約40人が出席して開かれた安全対策連絡会議。
北陸新幹線の敦賀延伸から1年が経過するのを前に、今後ますます交流人口の拡大が予想されるとして、コロナ禍以降6年ぶりに実施された会議です。
北陸新幹線の敦賀延伸から1年が経過するのを前に、今後ますます交流人口の拡大が予想されるとして、コロナ禍以降6年ぶりに実施された会議です。
警察によりますと去年1年間、金沢駅周辺で認知された刑法犯は、管轄する金沢東警察署の管内で発生した884件のうち約2割。
このうち、自転車などの窃盗被害が半数以上を占めるとして、防止に向けた連携が呼びかけられました。
金沢東警察署・藤嶋 誠 署長:
「検挙、取り締まりに重点を置いて進めていければと考えています。交流人口がすごく増えてきているので、市民だけでなくて、金沢駅の利用者とか観光客も含めて、安全安心を目指しています」
また、交通事故抑止重点エリアに指定されている金沢駅周辺では、交通指導の取締りや渋滞対策などを強化していくとしています。
最終更新日:2025年3月5日 18:52