「みんなに会えて嬉しい」"大谷グローブ"も到着 被災地で13日遅れの3学期開始
能登町の小木小学校では予定より13日遅れの3学期。
体育館は今も避難所として使われているため、音楽室での始業式となりました。
22日、全校児童の8割ほどの44人が登校し、友人たちと久々に顔を合わせました。
そんな中、先生がとりだしたのは…
■先生
「これ、大谷グローブです!」
こちらの学校にもメジャーリーガー大谷翔平選手から“大谷グローブ”が3つ届きました!
児童たちはさっそくキャッチボールをして使いごこちを確かめました。
■児童
「すごかったです」
「みんなに会えてうれしいです」
■小木小学校・加藤政昭校長
「子どもたちに会えることがこんなに嬉しいことだったんだなって自分でも改めて思いました」
そして、21日に約100人の中学生が集団で金沢に避難した珠洲市では、通常通り登校する生徒の姿も見られました。
■小木小学校・貞弘佳彦 教頭
「元気に頑張っている姿を見ることで、ご家族のみなさんが安心 したり元気をもらえたりするのではないかと思います」
震災前と比べて大幅に生徒の数が減っているため各学年2クラスから1クラスに減らし授業を再開したということです。一方…
■保護者と園児
「おはようございま~す」
地震の影響ですべての保育園が休園となっていた輪島市で、22日から「かわい保育園」が子どもの一時預かりを再開しました。
■保護者
「本当にありがたいなぁと思って」
「子ども達も喜んでいるので楽しみにしてきました」
■園児
Q.新しい友達も今日いるみたいだけど?
「大丈夫」
こちらの保育園では電気は復旧しているものの、いまだに断水が続いています。
1日40人までの受け入れを想定していますが、希望者が増えた場合などは状況によって対応したいとしています。