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液状化からの復旧工事 金沢市が工事方法の実証実験へ 本格工事は令和8年度から

2024年8月26日 18:52
液状化からの復旧工事 金沢市が工事方法の実証実験へ 本格工事は令和8年度から
元日の地震で液状化被害を受けた金沢市粟崎地区。その復旧に向けて金沢市は、年内にも工事の方法を検証する実験に乗り出す方針です。

金沢市粟崎地区は、地震で液状化被害などを受け、これまでに130棟以上の建物が「半壊」以上の認定を受けています。

金沢市は、26日、粟崎地区の復旧に向けた工法を検証するための費用を盛り込んだ9月補正予算案を市議会に内示しました。地下水を下げることで液状化の発生リスクを抑える工法の導入に向けて実証実験に取り組みます。

村山市長:
「今年度中に住民の方々の合意が得られれば、来年度の実施設計、そして再来年度からの本格工事、令和8年度からの本格工事を見据えておりますけども、その実施設計に向けて、この工法の検証をしていくというのが今回の予算」

一般会計で33億4000万円あまりとなった今回の補正予算案は、9月2日開会の市議会に提出されます。