奥能登豪雨で浸水被害の仮設住宅 復旧作業進むも住人たちは…
奥能登豪雨から2週間あまり。依然、輪島市内では、浸水被害があった仮設住宅で復旧作業が進められています。別の避難先に行かざるを得ない住人からは不安の声が上がっています。
ここは輪島市門前町の仮設住宅団地。2週間ほど前にあの豪雨で浸水の被害を受けました。
NNN取材団・長谷川 拓海 記者:
「こちらの仮設住宅では川の氾濫によって押し寄せた土砂のかき出し作業が行われています」
ここは輪島市門前町の仮設住宅団地。2週間ほど前にあの豪雨で浸水の被害を受けました。
NNN取材団・長谷川 拓海 記者:
「こちらの仮設住宅では川の氾濫によって押し寄せた土砂のかき出し作業が行われています」
仮設住宅に暮らす畑茂さん:
「水はね、こことそこが川のように。濁流が流れた関係で」
この団地では79戸すべてが浸水被害を受けましたが、中には床上まで被害を受けた仮設住宅もありました。
(Qどのあたりまで水ついた?)
仮設住宅に暮らす吉村セツ子さん:
「水はもうこの辺まで。カーペットひいてあったから、それが水分はそこにたまったけど下に泥がたまった」
先月26日から復旧作業が始まりましたが、住宅の修繕のため、住民たちはいったん別の場所に避難する必要があるといいます。
畑茂さん:
「泥を出すためにまた40日か」
吉村さん:
「40日、床めくるから」
畑さん:
「40日くらいまだどこか避難してくださいって。こないだ日曜日に。」
吉村さん:
「避難するって言ったって行くとこないしね。(また避難所生活と考えると)心配で寝られんし、何か考えとると気疲れ」
石川県内では輪島市と珠洲市にある仮設住宅団地6か所で床上浸水が確認されていて、4か所で復旧作業が始まっています。
最終更新日:2024年10月8日 18:23