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馳知事が地震後初の中央省庁訪問 2日間で内閣府や各省庁など20か所に追加支援要望

2024年4月8日 18:55
馳知事が地震後初の中央省庁訪問 2日間で内閣府や各省庁など20か所に追加支援要望
馳知事は、きょう、元日の能登半島地震の発生後、初めて、中央省庁を訪問し、復旧・復興に向けた追加の財政支援を要望しました。

地震後、初めてとなった馳知事の中央省庁への要望。
きょうから2日間の日程で内閣府をはじめ各省庁や与野党合わせて20か所を予定しています。

松村祥史防災担当大臣には、被災者情報を集約して共有するデーターベースの構築などへの支援を求めたほか、高齢者の福祉支援について災害救助法に規定するよう訴えました。

また、坂本 哲志 農林水産大臣には、これから田植えや畑の準備が本格化する農家への復旧支援や地盤の隆起によって出漁できない漁業従事者への支援を求めました。

馳知事:
「離職されては困りますし、いつか(漁が)再開された時に出来るというための雇用対策もお願いしたいと思っています」

坂本大臣:
「(馳知事は当初から)『農林水産業の復旧なくして能登の復興なし』と言われました。」
「今後の農林水産業の在り方も含めてしっかりと支援させていただきたい」

国は、能登半島地震への復旧・復興支援で機動的に財政支出を図るため、今年度、予備費を1兆円規模に倍増していて、岸田総理は月内に第4弾となる予備費の活用を決定しています。

馳知事はあす、国交省や復興庁などを訪問する予定です。