12年ぶり国内最大のイベント 全国の伝統的工芸品が一堂に 「前向きな姿を」
ことし11月に県内で開催される、全国の伝統的工芸品が一堂に会する国内最大のイベントを前に、推進協議会の設立総会が開かれました。
このイベントは毎年11月に全国各地を持ち回りで開催されているもので、県内では12年ぶりの開催となります。
きょうの総会には県内の伝統工芸の組合長らが出席。
このうち輪島塗の代表者からは、「全国に輪島塗産地の復興に向けた前向きな姿を見せたい」と意気込みが語られました。
県伝統産業振興協議会・岡能久 会長:
「(輪島塗の工法は)それぞれ分業になっておりまして、その1つ1つのサプライチェーン、ラインが壊れたままになっています。後継者の問題、サプライチェーンの問題含めて、大きな契機になる、励みになるんじゃないかなと考えております」
イベントは11月7日から4日間で、全国の伝統的工芸品の展示販売や実演のほか、食を掛け合わせた講演や体験会が予定されています。