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被災地でがれきの撤去中 3mのブロック塀に挟まれ男性死亡 

2024年2月14日 12:31
被災地でがれきの撤去中 3mのブロック塀に挟まれ男性死亡 
能登半島地震の被災地で2月10日に発生した、がれきの撤去中にブロック塀の下敷きになった事故で、男性が死亡していたことが関係機関への取材で分かりました。これ受け石川県はボランティアを含め復旧作業中の安全確保を呼びかけています。

石川県・七尾市にある「鳥居醤油店」では2月10日、がれきを片付けていた60代の男性が、ブロック塀の下敷きになり心肺停止の状態でしたが、その後搬送先の病院で死亡していたことが14日、関係機関への取材で新たにわかりました。男性は店の関係者で、当時、店の外で知り合いら数人と散乱したがれきの片づけを行っていたということです。倒れたのは高さ1メートル30センチ、幅3メートル30センチのブロック塀で警察が詳しい事故の原因を調べています。

きのうまでに、石川県では珠洲市など8つの市町で活動を行った災害ボランティアは、のべ2200人以上にのぼり、今後も活動が続けられていますが、石川県は、ボランティアセンターに対し、活動を行う建物に倒壊の恐れがないか、建築士の助言のもと、事前に現地で調査するなど、安全確保の対策を図るよう、求めたということです。
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