ドローンで被害調査 輪島市の白米千枚田 多数の亀裂確認 国の名勝指定
国の名勝に指定されている輪島市の千枚田では4日、ドローンを使った被害状況の調査が始まりました。
NNN取材団 嶋田拓真記者
「輪島市の千枚田には多数の傷跡が残り、地震の大きさを物語っています」
およそ1000枚の棚田が連なり地元のシンボルとなっている輪島市の白米千枚田(しろよねせんまいだ)では、大規模な崩落などはなかったものの、あちこちに亀裂が確認されています。
千枚田は国の名勝に指定されていることから、輪島市から委託を受けた団体がドローンによる被害調査を始めています。
2機のドローンを使い、高度80メートルから撮影した200枚の写真から亀裂の位置や面積など正確な被害状況を把握することで、早期の復旧につなげることにしています。