県選出の国会議員と馳知事らによる懇談会が開かれ、能登半島地震からの復旧・復興に向けた意見が交わされました。

県選出の国会議員5人と馳知事ら県幹部が出席した懇談会ではまず県側から能登半島地震に関する51の項目と、北陸新幹線の早期全線整備などあわせて131の項目が要望・提案されました。

一方、議員側からは、県が来年10月までに完了するとしている公費解体について、年内までの中間目標を示してほしいという意見が上がりこれに対し、馳知事は、当初の想定より解体棟数が増えていることから、今後、見直しをして、来月中に中間目標を公表すると答えました

また、早期復旧に向け、公費解体と同時に、自費解体も進めていくべきではないかという議員からの意見については被災者の費用面の不安などを解消するため、環境省にガイドラインを作ってもらい、各市町と共有したいと応じていました。