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新幹線開業へ加賀市で「ライドシェア」開始 観光客だけじゃなく2次避難者の足にも

2024年3月12日 18:35
新幹線開業へ加賀市で「ライドシェア」開始 観光客だけじゃなく2次避難者の足にも

新幹線の開業を目前に控えた加賀市では住民がドライバーを担い、迎えに来てくれるサービス「ライドシェア」の本格的な運行が、きょうから始まりました。

着物姿の女性が、何やらスマートフォンを操作すると…
1台の車がやってきました。

運転手:
「おまたせしました~」

これが加賀市できょうから本格運行が始まったライドシェアです。
利用者がアプリで配車を依頼すると、一般住民が自家用車で迎えに来てくれて、目的地まで移動できます。
深刻なドライバー不足で移動手段の確保が急務ですが、課題解決を急ぐのにはワケがあります。

加賀市 宮元 陸市長:
「北陸応援割はまさに能登半島地震に対しての応援をいただくということでありますが、新幹線が同時に開業するということでおそらくその相乗効果は我々の想像を絶するくらいの大きなものになると思っています。」

いよいよ今週末に迫る北陸新幹線の敦賀延伸。
観光客の大幅な増加が見込まれることもあり、加賀市は対策に迫られてきました。

ドライバーとなるには講習の受講などが必要で、すでに14人が登録済み。
市は50人程度の登録を目指していて、2次避難している避難者にも利用してもらえれば、としています。