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被災地の雇用支援で温泉旅館の人材不足解消 ”在籍型出向”も

2024年3月25日 18:35
被災地の雇用支援で温泉旅館の人材不足解消  ”在籍型出向”も
能登半島地震の被災地の雇用を維持するため、加賀市で、従業員の受け入れを視野に入れた 支援策の説明会が行われました。

県などが主催したこの説明会は加賀温泉郷の宿泊施設を対象に行われ、受け入れを検討している8つの旅館が参加しました。
きょうは被災地の雇用支援策として、もとの職場に在籍したまま、一定期間、別の職場で働くことができる「在籍型出向」の説明が行われ、参加した旅館の関係者は、熱心に耳を傾けていました。

吉祥やまなか・川口 翼 人事支配人:
「人材不足の解消と、向こう(能登)の方の逆に人の働き口がないところを、お互いウィンウィンな関係になれると(感じた)」

県によりますと、被害が大きかった和倉温泉の2つの旅館から、すでに在籍型出向の要望が出ていて、今回参加した旅館と相談しながら、調整を進めていくとしています。