ことしも残すところ半月 石川県白山市の神社で例年より2週間早い「すす払い」その理由は・・・
ことしも残すところあと半月。
石川県白山市の神社ではこの一年にたまった汚れを落とすすす払いが行われ、新年を迎える準備が着々と進んでいます。
白山市の白山比咩神社で15日に執り行われた神事。
舞女が神楽を舞ってはらい清めるのは、杉枝を取り付けた長い棒。
すす払いに使う青竹です。
すす払いはこの一年間に社殿にたまった砂ぼこりや汚れを落とすもので、白山比咩神社ではことし、例年より2週間早く行いました。
その理由は―。
権禰宜 田中 天善さん「コロナ下に入りまして分散をしてお参りする方々も定着してまいりました。」
「今年も12月16日から年末の向春詣でを迎えておりますので。」
コロナ対策をきっかけに年末にお参りする人が増えていていて、すす払いを前倒ししたといいます。
田中さん「一つ一つ心を込めながらきれいにして新しい年を迎える。そういった気持ちでいます。」
この3年間、拝殿での参拝は人数制限を行っていましたが、この年末年始は4年ぶりに制限が解除されます。
12月24日には大注連縄の掛け替えが行われ、新年を迎える準備が本格化します。