「この地区に仮設住宅を」輪島市の住民が要望書 集落衰退の歯止めを…
被災地で整備が進めらてれいる仮設住宅について輪島市で、住民が地区内への設置を求める要望書を提出しました。
輪島市に要望書を提出したのは、輪島市町野町金蔵の住民です。
地震から2か月以上が経過し避難生活が続く中、生活再建において住民が離ればなれにならないよう地区内に仮設住宅を建設してほしいと訴えました。
輪島市町野町金蔵・井池光信 区長:
「今まで顔を合わせていた人たちが同じように顔を合わせて生活できる。それが安心感。それが集落衰退の歯止めになると思う」
県内の避難者は今月1日時点でいまだ1万1000人以上いますが、先月末までに完成した仮設住宅は302戸にとどまっています。
県は、今月末までに4600戸の仮設住宅の建設を始める方針ですが、入居申請は8つの市と町で少なくとも7000戸に上っており、全てに対応できるめどは立っていません。