夏の甲子園で快進撃を見せている小松大谷高校。ベスト8をかけた3回戦は奈良の強豪智弁学園との対戦ですが、選手たちは気合十分です。

市川 栞キャスター：
「小松大谷ナインは、気合の入った表情と声であすの試合に向けて調整に励んでいます」

2日前、春夏あわせて9回の優勝を誇る大阪桐蔭を3対0で破り3回戦進出を決めた小松大谷。

16日、兵庫県西宮市にある球場で汗を流していました。

バッティング練習では、ここまで2試合、いずれもタイムリーを放っている2年生の田西が柵越えを連発。

投手陣も、大阪桐蔭を完封したエース西川。そして、初戦の大分・明豊戦で2番手として登板した竹本。いずれも調整は順調のようです。

西川大智投手：
「肩の張りも疲れもなくいい感じ。（大阪）桐蔭さんを抑えることできてちょっと騒がれて、智弁学園さんも当然対策してくると思いますし、その対策を上回れるようなピッチングをしたいです」

17日の3回戦でぶつかるのは奈良の智弁学園。春のセンバツで優勝した群馬の健大高崎を2回戦で破り、相手も勢いに乗っています。

西野貴裕 監督：
「（相手は）本当に打つ方も守備の方も粘り強いチームだなということは感じています。バッテリーがどれだけゲームのリズムを作れるかというところがポイントかなと思っています」

そして、東野主将は…

東野達 主将：
「（大阪）桐蔭さんに勝って浮かれた部分もあったと思うので、しっかり気を引き締めて自分たちはまだまだチャレンジャーであるということを再確認して、向かっていく気持ちで戦っていけたら」

気を緩めることなく、さらなる高みへ。

ベスト8入りをかけた小松大谷の3回戦は17日の第1試合午前8時に試合開始です。