鹿児島市議会3月定例会が閉会 過去最高予算2954億円可決 平川動物公園など10月から値上げへ
鹿児島市議会の3月定例会が20日に閉会し、過去最高の約2954億円に上る一般会計当初予算案が可決されました。平川動物公園など市の施設の料金を値上げする条例改正案も原案通り可決されました。
21日、開かれた鹿児島市議会最終本会議の冒頭。3月末で任期満了を迎える松枝 岩根 副市長の再任案の人事案が追加提案され、同意されました。
(鹿児島市・松枝岩根副市長)
「市政発展のため誠心誠意努めてまいります」
過去最高の約2954億円に上る来年度の一般会計当初予算案など議案93件が原案通り可決、承認されました。2025年度の当初予算案では先週土曜日開業した仙巌園駅前広場の整備や磯ビーチハウスの活用など活力あるまちづくりに88億円が計上されています。
一方、人件費や物価高騰などのため平川動物園公園や体育館など96の施設の値上げや、水族館など14の施設に新たに「市外料金」を導入する条例の改正案も可決、承認されました。