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2026年完成へ 南九州市新庁舎安全祈願祭 総事業費は65億円規模に

2024年9月30日 19:36
2026年完成へ 南九州市新庁舎安全祈願祭 総事業費は65億円規模に

 南九州市は、2026年の完成を目指し新しい庁舎の建設を計画しています。着工を前に30日、安全祈願祭が行われました。

 30日行われた安全祈願祭には南九州市の塗木弘幸市長をはじめ関係者が出席しました。

 南九州市は現在、知覧、川辺、頴娃に分散している築50年以上の3つの庁舎の機能をまとめて知覧茶業振興センター跡地に新たな庁舎を建設する計画を進めています。

 新たな庁舎をめぐっては、市は当初、総事業費が45億円規模としていましたが、物価高騰などの影響で65億円規模にまで膨らみました。市民団体は建設計画の賛否を問う住民投票条例の制定を市長に直接請求したものの、否決されました。

 業務を行う本庁舎は地上3階建てで、のべ床の面積が約6500平方メートルになる予定です。

(南九州市塗木弘幸市長)
「資材の高騰などで 莫大な建設費になり批判の声も あったが、市民、議会の協力に よって起工式に到達できたと思 っている。市民が憩え る場になっていただければ」

 新たな庁舎は2026年に完成する予定です。

最終更新日:2024年9月30日 19:36