転がるゴミ袋…車がよけて走行 “台風並み”の最大瞬間風速も肝付町で26.2メートル
県内は16日、各地で強風が吹き荒れました。肝付町内之浦で26.2メートルの最大瞬間風速を観測するなど、台風並みの強風に見舞われたところもありました。
16日午前、22.9メートルの最大瞬間風速を観測した鹿児島市です。
(記者)
「まっすぐ立てないほど強い風が吹いている。街路樹も大きく揺れている」
通勤通学の時間帯に強風が吹き荒れました。
(通行人)
「かなり強くて思っていたより肌寒いです。家の中は半袖でよかったけど外はちょっと肌寒いです。(髪の毛も)職場に着いたら戻します」
(通行人)
「強いですね。窓が開いて紙が飛んでしまって取ってくるのが大変だった」
鹿児島市の道路ではこんな困ったことも。
(記者)
「道路の真ん中をふさぐように、ゴミ袋が転がっています」
車は、ゴミ袋をよけて走行していました。
午前中を中心に広い範囲で台風並みの強風に見舞われた県内。肝付町内之浦で26.2メートル、屋久島で25.2メートルの最大瞬間風速を観測するなど県内6つの地点で5月の観測史上最大となりました。
海の便が欠航するなど交通への影響も出ましたが、17日は強い風は落ち着き、各地で穏やかに晴れる見込みです。