総務省や警察官名乗り…県内の女性(70代)1500万円だまし取られる 県警が注意呼びかけ
2024年12月下旬、県内の70代の女性が総務省の職員や警察官を名乗る人物から約1500万円をだまし取られるうそ電話詐欺が発生しました。
被害に遭ったのは県内に住む70代の女性です。警察によりますと2024年12月下旬、女性の自宅の固定電話に「総務省のヨシダタカシ」と名乗る人物から電話があり、「あなたの名義の携帯電話が犯罪に使われている可能性があるので、携帯電話を停止します」などと言われたということです。
女性は「契約をしていない」などと答えました。
すると、電話の相手は警視庁の警察官の葛城と名乗る男に替わり「被害届の手続きをしないといけないので、LINEを教えてください」と言われ、葛城などとLINEでやりとりを開始。
その後、葛城などから口座の凍結や逮捕をほのめかされた女性は指定された口座に合わせて1500万円を送金し、だまし取られたということです。
県警は「警察官がLINEなどで事情聴取をしたり、現金の振り込みを指示することは絶対にない」と注意を呼び掛けています。