闇バイトへの加担やうそ電話詐欺などの被害を防ごうと、鹿児島市で、注意を呼びかける街頭キャンペーンが行われました。

　このキャンペーンは「闇・詐欺ゼロの刻」と題し、闇バイトへの加担やうそ電話詐欺、SNS投資型・ロマンス詐欺の被害を防ぐため県警や県が初めて行ったものです。警察官や県の職員などが、啓発の4コマ漫画が描かれたチラシを配って注意を呼びかけました。

　去年、闇バイトによる強盗事件が関東を中心に相次ぎましたが、県内でも闇バイトに関する相談が数件あるということです。また、去年、県内で確認されたうそ電話詐欺などの被害件数は、430件。被害総額は約20億8000万円にのぼっています。

（県警生活安全企画課・後迫克章理事官）
「おかしいなと思ったときは、知り合いの方とか。最寄りの警察なり、♯9110で相談ができるので、そういったものを活用して、ぜひご自分の財産や闇バイトに関しては、加担して自分の一生を棒に振るとか、将来に影響がないように気を付けていただきたい」

　県警は、今後も様々な啓発活動を行っていくということです。