鹿児島市の樟南高校で一足早く卒業式が行われました。卒業式には、3月の大相撲春場所で初土俵を踏む、福崎真逢輝選手も参加し「横綱になりたい」と決意を述べました。

　胸に花を添えた卒業生たち。鹿児島市の樟南高校では卒業式が行われ、455人が門出の日を迎えました。式では1人1人の名前が呼ばれ山崎隆志校長がクラスの代表に卒業証書が手渡されました。

　卒業生の中には、高校生として史上初の幕下デビューとなる福崎真逢輝選手の姿もありました。3月、大相撲の3月場所で初土俵を踏みます。門出の日を迎え表情も晴れやかです。

　最後のホームルームでは高校生活の3年間を振り返りました。

（福崎真逢輝選手）
「3年間ありがとうございました。みなさんには授業中の寝息や授業中あてられても答えることができず授業の進行の邪魔をしたりなど多大なる迷惑をかけたことは自負しております。みんなまた頑張って同窓会で集まりましょう」

　ホームルームが終わると福崎選手の周りには同級生が集まり、写真撮影やサインを求められ最後の時間を楽しんでいました。

（福崎真逢輝選手）
「自分が一番下という気持ちで挑戦者として自分の相撲をとりき って、まずは勝ち越せるように頑張りたい。身長は低いけど、低いなりの相撲ってのがあるのでその相撲をとって横綱になりたい」

　福崎選手は3月9日から大阪で行われる大相撲3月場所で初土俵を踏み、横綱への挑戦が始まります。