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全国大会6連覇の樟南ワープロ部 「日々の練習の積み重ね」で偉業 スピードと正確性 特殊な練習も

2024年9月26日 18:48
全国大会6連覇の樟南ワープロ部 「日々の練習の積み重ね」で偉業 スピードと正確性 特殊な練習も
 26日は「ワープロ記念日」なんです。46年前、世界で初めて日本語版のワープロが発表されたことから制定されました。
 そんなワープロの競技で、樟南高校が6年連続日本一という偉業を成し遂げました。その実力とは?

 樟南高校、ワープロ部です。樟南高校ワープロ部は、8月に行われた全国大会で6大会連続7回目の団体優勝を達成しました。6連覇は、71回の歴史を持つ大会で初めての偉業です。

(樟南高校ワープロ部 井上ももかさん)
「実感が最初は湧かなかったが実際優勝してみてほっとしてうれしかった」

(樟南高校ワープロ部 諏訪原凛さん)
「6連覇できてホッとしてます。(優勝の要因は?)日々の練習の積み重ね」

 ワープロ競技は、10分間で何文字打てるかという「スピード」と、正しく打てるかという「正確性」を競います。

(樟南高校ワープロ部 奥田怜奈さん)
「変換が出てこない時があって変換をして文字を出てくるようにするのが大変。練習すればすれほど文字数が伸びていくのが楽しい」

 そして、樟南ワープロ部には特殊な練習があるようで…なんと、画面を見ずに、文字を打っています。

(樟南高校ワープロ部 奥田怜奈さん)
「どこが間違っているかわからないから修正ができないのが難しい」

 こうした練習とともに、積み重ねてきた絆が樟南ワープロ部の強みです。

 また、部活動を通して学んだことはタイピング技術だけではありません。

(樟南高校ワープロ部顧問 桑畑竜先生)
「一つの物事をあきらめないでやり続ければ結果が出るということをこの競技を通してわかってくれたと思うので社会に出てからも色々な物事にチャレンジしてがんばってほしい」

(樟南高校ワープロ部 奥田怜奈さん)
「翻訳家とかにも興味があるのでこれまで部活で培ってきた技術をいかしていきたい」

 社会で役立つ技術を養いながら精神的にも成長した樟南高校ワープロ部。就職試験や大学受験でもその力は発揮されそうです。
最終更新日:2024年9月26日 19:29