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7日投開票 鹿児島県知事選終盤 大物弁士も続々

2024年7月5日 19:42
7日投開票 鹿児島県知事選終盤 大物弁士も続々
 特集は県知事選挙です。選挙戦も終盤。それぞれの候補には大物の弁士が応援に駆け付けさらに熱を帯びています。

 新人で前の県議会議員米丸麻希子さん。大票田の鹿児島市の天文館で総決起集会を開き約300人が集まりました。

(米丸麻希子候補)
「女性の力、若い力、もっとみんなが鹿児島を自分たちで自立し自活する力をつけなければと思っている。鹿児島県を本当に愛している。鹿児島県を愛している人があの素晴らしい土地に桜島を隠すような体育館を建てますか」

 県が進めるドルフィンポート跡地への総合体育館の建設計画に反対を訴えています。

 同じ考えを持つタレントのデヴィ夫人が東京から応援に駆け付けました。

(タレントデヴィ夫人)
「別にドルフィンポートの前に建てて桜島という美しい活火山の景観を悪くすることはない。米丸麻希子さんのような方だったら実行力もあるし国際感覚も身に着けているしぜひ鹿児島にに女性の知事を作って見返してあげましょう」

 デヴィ夫人は、天文館を練り歩き米丸さんへの支持を訴えました。

 鹿児島市の県医師会館で行った演説会には多くの医療関係者が訪れました。保守系の有力組織である県医師連盟は、救命救急センターの指定を巡り、意見が食い違ったとして塩田さんの推薦を取り下げ、米丸さんを応援しています。

(米丸麻希子候補)
「規律と透明性のある県政今、これはあるか。私は、鹿児島県これをとり戻すことに一歩二歩も前に進めるのではないかと思っている。今回の県知事選、鹿児島県政過去最高の投票率を目指したい鹿児島は変わる」

 新人で市民団体共同代表の樋之口里花さん。

(樋之口里花候補)
「約20年前に国連NGOの新日本婦人の会に子育て中にであった。その中で地域の仲間と一緒に平和を求める運動、様々な要求を行政に届ける活動をしてきた。子供の医療費窓口無料化の問題。全国一遅れているこの問題について長年県に対し早く鹿児島も窓口無料化を実現してと求めてきた。だがいまだに実現されていない」

 鹿児島中央駅前で開いた集会には、自主的な支援を受ける共産党の小池晃書記局長が駆けつけました。

(共産党小池晃書記局長)
「川内原発、運転延長は止める。基地強化は許さない。ぶれずに県民の命と暮らしを守るそれができるのは樋之口里花さんだけではないでしょうか。どうか皆さんの力でこの選挙を勝ち抜かせていただきたい。心から訴えたい何より暮らしを応援する県政に変えないといけないと思う。鹿児島県政は特に子育てにあまりにも冷たすぎるのではないでしょうか」

 選挙戦終盤は大票田の鹿児島市を中心に、支持を訴えました。

 20年の運転延長期間に入った川内原発1号機。樋之口さんの姿は川内原発の近くにありました。運転延長に抗議する集会に参加し、反対を訴えました。

(樋之口里花候補)
「まず原発とめる知事として必要なことその姿勢を明らかにすることが必要だ 命と暮らしが大事にされる県政に変えたいこの思いで街頭から訴えているどうか私を勝たせてもらいたいし裏切らない県民の声を聞く知事国にものを言える知事として何とか知事にしてほしい皆さんにつよくお願いしたい」

 現職で2期目を目指す塩田康一さん。鹿児島市のホテルで、総決起大会を開きました。推薦を受ける自民党、公明党、国民民主党、連合鹿児島をはじめ、4年前草の根で支えた人たちなど約1400人が集まりました。

(塩田康一候補)
「子育ても財源含めてどういう風にしていくのかも必要県政課題の中で県民意見踏まえて県政前に進めていきたい」

 自民党の小渕優子選挙対策委員長が、東京から応援に駆け付けました。

(自民党小渕優子選挙対策委員長)
「実行力、決断力、政策実現能力 素晴らしい人のつながりがあるそして故郷鹿児島に絶大なる愛情を持っているということ。2期目のチャレンジだが塩田さんしか鹿児島をひっぱってくれる候補者はいない」

 終盤は、大票田の鹿児島市を中心に、多くの街頭演説をし天文館では自ら歩いて支持を呼びかけました。

 霧島市でも総決起大会を開き、支持固めを図りました。

(塩田康一候補)
「農林水産観光、企業の稼ぐ力をしっかり向上させていくこのことで県民の所得が拡大し若い人地域の人が持続可能な地域社会ができて安心して暮らし生活し働いていける地域作りを行っていく必要がある。投票率をあげてその分塩田康一に投票するよう支援の輪広げてもらうよう最後の最後まで宜しくお願いします」